気まぐれコラム
アカバン、という語。
恥ずかしながら私は今日初めて知ったのであるが、
そもそもこういう仕事なので、
若い世代が使う言葉も、
話を戻そう。
そもそもは、keep A from Bing 「AにBさせないようにする」
という熟語がある。fromは「遠」なので、AさんをBという行
この形に似たものとして、keepの他に妨害・
stop, prevent, prohibit, forbid などが代表的なのだが、ここにban という語も
勿論prohibitやforbid を習得した何年も後のこと
まあ単なる勉強不足の為、と言われたらそれまでなのだが、
最近何年か授業をしてると、このbanという語が広く認知されて
なんとなく不思議に思っていて、思い余って今日高1の生徒に聞い
「このbanて語、もともと知ってた?」
何人か生徒うなずく
「あーやはり。。。で、どういう経由で知ってるの?
「アカバンとか、いいます」
「...アカバン?」耳を疑う。
仮面の忍者赤影とか、アカレンジャーとか、「
「アカバンて?」
こういう無知は笑われようが、知らないことは知らないので、
「アカウントの凍結のことです」
バカな塾長に真剣に答えてくれる。
いい子だ。うれしい。
おお。凍結=banか。なるほど。
敢えて更に聞く。
「アカウントって、例えば?」
(だってアカウントって、説明とか計算とか、意味広いんだもん。
「Twitter とか、SNSのアカウントのことです」
なるほど。それをアカバンと略すのか。すげえな。
了解しました→りょ→り
ていうのを知った時に匹敵するくらいの興奮だか戦慄だかが、
クラスみんなに聞く。
「そのアカバンて言葉、知ってる人ー?」
なんと、全員が手を上げた。
ええええ
そんなメジャーな単語なのか!
なんてこった。知らなかった自分が恥ずかしく思える...はずだった
「アカウントの凍結」って、そんなに一般的なことなのか??
どんな世の中やねん!